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【20代の転職体験記】4年がかりの転職活動 東京から山形へのUターン転職実現・20代女性Aさんのお礼メール。

【20代の転職体験記】4年がかりの転職活動 東京から山形へのUターン転職実現・20代女性Aさんのお礼メール。:画像

コンサルタントの佐藤大輔です。一度県外で就職して、Uターン転職するというのは、様々な苦労があります。長い時間をかけながら、自分の考えを整理しつつ、転職活動を進めていかれていたAさん。 先日めでたく県内の某社に内定が叶い、ご転職されました。

 

Aさんの転職活動に、縁あってパートナー的に一緒に伴走させていた経緯から、「私の経験を他の皆さんにもお伝えしてお役に立ててほしい」ということで、活動当時の経験をAさんご自身で文章にしていただきました。

Aさんご本人のお写真です。

以下、Aさんからのメールをほぼ原文で転載いたします(企業の個別名称に関する部分などを一部加筆修正しております)。

 

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お世話になっております。先日はお時間を割いていただきありがとうございました。

遅くなってしまいましたが、自身の転職体験談を寄稿させていただきます。 (本当にこれが私のできる最大の御礼です。色々とアドバイスいただいてありがとうございました。)

項目ごとにわけ、改めて自身の転職活動を振り返りながら書かせていただきました。

 

*新卒就職活動の経緯

大学進学と同時に上京し、東京でそのまま就職。大学と社会人生活4年の計8年を東京で生活しました。 新卒の就職活動では、第一志望の業界を強く志望しており、志望業界の会社以外の入社試験は受けることなく、当初から一筋でした。

ですが、地元に戻りたいという気持ちもあったため、業種は絞りながらも東京と山形の往復を繰り返した就職活動になりました。 しかし、山形の志望業界企業の結果は全滅。 「どうせ志望業界で働くのであれば、東京で自分を試したい」と覚悟を決め、同時に東京の会社に内定をいただくことができ、第一志望業界で4年間仕事をしました。

 

*現職→転職活動までの経緯

当初は、山形へ戻る=仕事は第一志望業界、としか考えられていませんでした。何か資格が特にあるわけでもなく、県内へ戻って未経験の仕事をすることが考えられなかったからです。(「せっかく入社した第一志望の仕事を山形でも続けたい」と意固地になっていた気持ちもあったと、今になりそう思います。)

もともとUターンは視野にいれていたので、社会人1年目から東京で行われていた山形県イベントなどには必ず顔を出すようにしていました。(佐藤さんとお会いできたのも、この場のおかげです。)

ただ、転職への本腰をあげるまでは、かなりの覚悟と気持ちが必要でした。 特に私の場合は、もともと時間が不規則な業界で、家に帰れないことがあったり、帰ったとしてもほぼ寝に帰るだけのような日が続いたりすることもあり、仕事中は転職の「て」の字も浮かんでくる余裕がありませんでした。

社会人はじめの1〜2年はこの忙しさも経験だと思い「いつか地元に戻れるだろう」程度に考えていて、焦りはあまりありませんでした。

しかし、社会人4年目、もうすぐ5年目になろうとした年末、「この先ずっと忙しさを言い訳にダラダラ先送りしているうちに山形に戻れなくなるのでは・・・」と、遂に転職活動に本気で向かい合うことにしました。

 

*転職活動→内定までの経緯

佐藤さんには季節の節目節目に相談のメールをお送りし、その都度アドバイスをいただいていました。また山形に帰省した際は個別面談もしていただきました。

現職の業界に関連する会社は、県内には数えるほどしかなく、業界を貫くのであれば山形市、地元の庄内地域に戻りたいのであれば現職業界以外の職種を選ぶしかないと、その2択でずっと悩んでいたので、まずは自分が何をしたいのか、どこで暮らしていきたいのか根幹を固めるところから佐藤さんにはご指導をいただきました。

次のステップとして、実際に職務経歴書をどんどん書くことをアドバイスいただきました。この「経験やスキルの棚卸し」は、実際に文章にすることで頭の中で整理整頓ができ、自分が何をしたいのか徐々にビジョンが見えてくることにつながりました。

そうしているうちに地元への進路が見えてきました。 異業種への転職に向けたスキルの棚卸しは難しかったのですが、 ためらわずに書いた職務経歴書を思い切って企業へ提出したことが吉となり、選考から内定まで約1ヶ月で話がとんとんと進み、無事に内定をいただくことができました。

 

*転職中の一番の苦労したこと

一番苦労した点は、転職活動中の「時間や休暇をとるタイミング」でした。 私の場合は仕事柄特殊な例かもしれませんが、プロジェクトが決定してしまうと1ヶ月単位でプロジェクトが終わるまではほとんど休暇がありません。特に地方へ出張したりする場合は、自分のプライベートな空間も時間もあまりありません。病気や怪我などが起きない限り休むことはできないため、プロジェクトが無い空白の時期というのは限られていました。

突如、休暇が出ることもあれば、急遽業務が決まってしまうこともあるため、その降ってくるタイミングを逃さないようにするために、応募種類の準備や企業の情報収集は毎日睡眠を削ってでもこつこつ準備を進めました。

10月頃に大型の案件が終わり、次のプロジェクトまで少し間が空くというチャンスが巡ってきました。転職活動は職場には完全秘密裏に行なっていたので、「地元へ帰省する」と休暇をもらい、そのタイミングに最終面接の日程を重ねることができたというビッグチャンスに恵まれましたが、もしそのチャンスを逃していたらまた1ヶ月単位で転職活動のタイミングが先送り先送りと続いていたこととなっていたと思います。

 

最後に、この活動を通して思い出される佐藤さんのアドバイスは、「自分が動き出さなければ始まらない」ということ。今回の自分の場合においても全て、自分から動き出さなければ何も決まらなかったことだと思いますし、予想もしなかったタイミングに恵まれそのチャンスを掴むことができたのも普段から早めの準備をしていたからこそだと思っています。もし自分が動き出すタイミングや準備が遅ければ、また次のチャンスが巡ってくるまでのさらに先伸ばしになっていたと思います。 大変、読みづらい文章で申し訳ございませんが、以上が転職成功までの一連の流れになります。 ぜひ転職活動に悩んでいるかた、ジンジャーズさんに今後ご相談に訪れるかたへ、少しでもの参考例となれば幸いです。 長々と失礼しました。引き続きどうぞ宜しくお願い致します。

 

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転職が決まってまだバタバタとしている中で文章を書いてくださったAさん。ありがとうございました!これからも続く長いキャリアの中で、ともに地域のために活動していけたら嬉しいなと思っています。

私たちは、登録したらすぐに転職!というスタンスではありません。じっくりと長くお付き合いさせていただきながら、よりよい選択肢にたどり着けるようにサポートしたいと考えています。

ご縁をいただけるだけでもとても嬉しいことですので、ぜひ皆さんも気軽にご相談くださいませ。

2019.02.04:[転職体験記]

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