【30代の転職体験記】「私にとって転職活動は、遠回りのドライブでした」 ご相談〜内定まで1年半。一度は「転職しない」ことを決めた30代Mさん
転職活動、というと「企業に応募すること」「内定が出るまでどこかの企業へ応募し続けること」をイメージされる方も多いかと思います。
確かにそれも間違いではありません。応募する、という決断や行動がなければ新しい環境(内定)を手に入れることは簡単ではないからです。
ただ、今回ご紹介するMさんは、転職への気持ち・ご自身の持っている力・やりたいこと・現職の状況・山形の転職事情・ご家族の状況等、ゆっくりと向き合いながら転職について思考を深めて決断、「求人タイミングが合った企業へ応募する」という行動に移された方です。
ジンジャーズへの最初のご相談〜内定まで1年半。
私たちもゆっくりと、Mさんのペースを大事に伴走いたしました。
Mさんがどんなことを考えていたのか、ご参考くださいね。
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(1)ジンジャーズへ相談するまえ、どんな気持ちでしたか?
こういう風に働きたいけど、今の環境を自分で変えるのは無理だと思い、ボヤッと転職を考え始めました。まずはハローワークで求人を眺める日々。
こういった仕事がしたいという希望はあったものの、当時の私の経験や能力ではしたい仕事ができないこと、そしてやりたいと思う求人がなかなか見つからないという状況でした。
知り合いが「転職するなら絶対、転職エージェント使った方がいいよ」と言っていたのを思い出しましたが、私なんかに紹介していただける仕事はあるのだろうかと二の足を踏んでいました。
『山形 転職』で出てきたこのサイト。それがジンジャーズさんとの出会いでした。
HPやSNSの中に“私たちはすぐに転職という姿勢ではありません”という一文があり、こういった会社であれば相談しても大丈夫だろうと思い、相談を申し込みました。
(2)初めての相談を終えて、どんな印象を受けましたか?
また相談後は、現職や転職についてどのように考えましたか?
初めて相談したときに、担当の澤村さんから出てきた言葉は「今のままの会社でも、Mさんがやりたいと言っていることは出来るんじゃないでしょうか?」でした。
驚くことに、ジンジャーズさんはまさに“すぐに転職”という姿勢ではありませんでした。
毎日必死に仕事をしていた当時の私には気づかなかったことを気づかせていただいた相談の時間となり、もう少し今の環境で頑張ってみよう、と思うことができました。
また、初めて相談したときは、自分に全く自信がありませんでした。あれもこれもできないと落ち込んでばかりで、本当はこうしたい!と思いつつも当時は自分を通すことはきっと難しかったのではなかったのかと思います。
だからこそ、相談後に澤村さんへ送ったメールには「自分に自信を持って、また新たに環境を変えてチャレンジしてみたいとそう思えるようになったら、ぜひまた澤村さんに相談させてください。」でした。
今振り返ってみると、あのときそう思って当時の職場でキャリアを積めたからこそ、今の自分があるのだなと思っています。
(3)月日が経ち、やはり転職したいと思ったときどのような気持ちでしたか?
職場の状況が変わり、転職への気持ちが加速しました。二度目の相談をしたときには、「あれもこれもできないけれどこれをやってきた。ここだけは自信がある。だからこそこの仕事をやりたい」そんなふうに思えるようになっていました。
しかし、根がネガティブなのでこの後すぐに自信を無くします(笑)
(4)転職活動を進めるうえで、苦労したことや大変だったことはありましたか?
二度目の相談後すぐに、求人が出ていない会社さんへジンジャーズさんからご相談していただくことになりました。が、条件が合わず話が進むことはありませんでした。
最初の相談前も二度目の相談後も、希望の求人がそうそう出てこないということを知っていたため、やはり私なんかがエージェントサービスを使うなんて無理な話だったのだろうと実はしばらく落ち込み、2ヶ月ほど転職活動をお休みしました。
この期間に、新たな仕事を任せられることにもなったため、きっと今は時期じゃないと思い、そちらに注力することにしました。しかし、時が経てば経つほど「本当にこのままでいいのだろうか」と思うようになりました。
自分自身の経験、スキルが足りていないことは自覚した上で、そんな私でもご縁があればその時はチャレンジしたいと、厚かましくも再度澤村さんに連絡を取らせていただきました。
よく、採用活動は求職者と企業のお見合いとも言われますが、「一度や二度失敗したくらいで落ち込んでいては次のチャンスが掴めなくなるよ」と当時の自分に声をかけてあげたいです。
そしてその直後、たまたま出てきた新規求人のチャンスをつかむことができ、内定となりました。
(5)転職活動を振り返っての感想や、これから転職活動を始める方へメッセージをお願いします。
私は他の方に比べて、非常に遠回りをしながら転職をしました。そんな遠回りのドライブを文句も言わず最初から最後までお付き合いいただきました澤村さん、吉田さんをはじめ、ジンジャーズの皆様。本当にありがとうございました。
この仕事がしたい!とご相談してから今回の転職先に内定をいただくまで、本当に自分のしたい仕事ができるのだろうかと思い続けた2年弱でした。やっぱり私には無理かな、高望みしすぎかなと何度も思いましたが、言い続けたからこそ今回のご縁に繋がったのだと思います。
きっとどんな方であっても光る魅力があって、その方に合う企業さんがどこかにあるはず。それは今勤めている会社かもしれないし、今後ご縁がある会社かもしれません。
このままでいいのだろうかそう思った時、寄り添ってくださるのがジンジャーズさんだと思います。転職への一歩を一緒に踏み出してくれるジンジャーズさんが今後も末永く活躍されることを願っております。
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転職について考え始めてから、現職で働きつつもMさんの心が何度も揺れ動いていたこと。
そして求人にはタイミングもあり、いつでも「希望の求人」があるとは限らずすんなりと「どこかに応募→内定」といかない場合もあること。「転職活動=企業へ応募、だけではない」ということがお分かりいただけたかと思います。
ときに大きく心が揺れ動きながらも、より自分に合った環境でいきいきと働きたい、そう願う皆さんのお気持ちを私たちは尊重します。
いろいろなご事情から、長いお付き合いとなるご登録者も多いです。まずはご相談でご自分の気持ちを声に出しながら、転職について一緒に考えていきませんか?
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なお、今回ご寄稿いただいたMさんは、実は山形転職サイト内「転職体験記」を読んだこともご登録のきっかけになったそうです。
「転職体験記を読んで、自分も登録してみようと勇気づけられました。自分の体験が、転職に悩んでいるどなたかのお役に立てるなら・・!」と今回お引き受けいただきました。Mさん、ありがとうございます!
この記事をお読みになったあなたが、「転職体験記」の次の主人公になるかもしれません♪